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Virus 50
2007/06/17(Sun)
「竜骨石というものをご存知でしょうか?」
 杏子は、まず核心から訊いた。
 その問いの先の応えたのは加奈子だった。
「知っているといえば、知っています」
 頷いて、杏子はいつもの手帳にメモの用意をする。
「見たことはありません。なぜなら実在するかもわからない、古代中国の生薬ですから。ただ、少しでも生薬学を齧っていれば、聞いたことはあると思います。しかし、その存在を信じている人はいないかと」
「魂魄を留める」
 杏子が呟く。美可の記事にあった言葉だ。
「そうです。よくご存知ですね」
 加奈子は感心したように頷いた。
 杏子はにこりと笑うと、さらに問うた。
「その竜骨石ですが、展示品の竜導石と同一の物だ、という話を聞いたのですが。加奈子さんは信じていらっしゃらない?」
「信じるもなにも、初耳です。そうなんですか?」
 加奈子は横に座る栄樹のほうを見た。
「一時期ね、そんな話があったんだよ」
応えた栄樹は苦笑いした。
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