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Virus 111
2008/09/28(Sun)
 目下最大の懸案事項は、日本との外交問題だ。今年、正式に国交を初めてすぐに自分の暗殺計画が水面下で進行している事を知り、可能な限りの安全策を施したが、成田空港でテロは防げなかった。結果、自分の影武者を含め最終的に二三人もの犠牲を生んでしまった。自分の渡航についての反感は国の内外を問わず大きい。もっと有効な防衛策があったはずだ、とか。テロの可能性を知っていて訪日を決行しなければ、とか。国交を開いた事に対し疑問視する声まである。そのことについては、午後、召還した在日ゴードン大使と面会し、なるべく穏便に事が収まるよう話を煮詰めることになっている。
 今日の予定は、他に面談が三件と、夜にはパーティへの出席も控えているが、まだ、忙しくないほうだ。明日は朝からE.R.I.の視察が控えている。その後はスポンサーであるイージスの幹部との会食、行政府審議会への出席と続く。
 早くも本日二度目の溜息がでた。

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Virus 110
2008/09/23(Tue)
 名をアリウス・センテルス・エルトリア。半年ほど前は皇太子の身分であったが、一月ほど前に戴冠し、国の元首となった。
 なってみて初めてわかるという事は多々あるが、国の首席というのも、殊の外多忙であった。文学作品などでは、皇帝は絶対君主で自由。身の回りのことは全部召使いがやってくれて、豪遊し放題という印象が強いが、現代、しかも小国の首席にはあてはまらないようだ。
 エルトリアの政治は、基本は議会と行政府で行っている。立法を国民の代表たる議会で決議し、政治自体を行政府の官僚が行う。では皇帝の仕事はというと、それらの承認と国事行為が主となるのだが、その承認事項が多いのだ。国事行為は象徴として必ず出席しなくてはならないので、その合間に書類に眼を通すしかないのだが、補佐官が制作管理しているスケジュールでは、その合間というのが非常に短く、結局は睡眠時間を削ってサインをいれるのが現状だ。
 アリウスは机の上の書類の束を恨めしそうに見つめた。昨日の深夜、執務室から持ち込んだ物だ。
 戴冠して日も浅いので、確認すべき事項、サインすべき書類が多いのも理解はしているが、朝イチで溜息がでる。
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AppleStore銀座
2008/09/20(Sat)
今日の17時から3Fで
クローズドマジックの第一人者、前田知洋さんのイベントがあります。
近くにいる人は行って妙技に魅せられてください☆
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OSX10.5.5
2008/09/19(Fri)
先日OSXのアップデートがありました。
初日はアクセスが集中するし、やはりというかバグを内包していたようなので見送り。
そして今日、ソフトウェアアップデートから行ってみました。
OSXだけではなく、いくつかのアプリもコンボした、アップデートのようです。

結果、描画が早くなりましたし、安定感もUPした感じです。
メモリがけっこう効率化したみたいなのと、GPUの負担をあげたようですね。
そのため少々Fanの回転があがったようですが、元々外で使うAirにはたいした問題ではないかな~。


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Virus 109
2008/09/15(Mon)
 神聖ローマ帝国――。紀元八○○年、カルル大帝の戴冠に始まり、一八○六年にいたるフランク人、次いでドイツ諸王により統治された諸領をさす。一五五六年以降はオーストリアはハプスブルク家主宰下の連合体にすぎなくなったが、その影響は第二帝国またはドイツ帝国の創設への観念的な背景であったことは確かで、ヒトラーの第三帝国でさえ、悪用があったものの、その影響力を引き出したものであった。
 エルトリアはその流れをくむ国である。皇帝の地位はナポレオンの時代、皇帝フランツにより権威自体を放棄されたが、実際、神聖ローマ帝国の帝位は世襲であり、フリードリヒ二世以降に正式に戴冠(教皇の認可)を受けたのは、カルル四世、ジギスムント、フリードリヒ三世、カルル五世のわずか四人である。だからその血族なのだから、と皇帝を名乗ったのが初代エルトリア皇帝ランゴバルトであった。もちろん正式な戴冠はしていないが、二○○年の歴史をもつ独立国で、二度の世界大戦も生き残っている。
青年はガウンを羽織って再び窓のそばに歩み寄った。領地は、以前の神聖ローマ帝国時代から比べれば驚くほど狭い。いま一望できる範囲――つまり眼下の城下町から城壁を越え、陽の光で縁取られはじめた山々の峰までが半分。その反対の西側に同じくらいの面積で半分。それがエルトリアの全てである。
 青年は、その国の皇帝であった。
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Virus 108
2008/09/07(Sun)
 第四章 The side of Arius

 早朝の涼風が窓から吹き込んで、そのためか、寝台の主は眼を覚ました。
 石畳の道に張りつけるような濃い影を落とす陽の光と、風といっても熱風を吹き付けるだけの日中の暑さとは違って、夏も盛りを過ぎれば、朝晩の涼しさは人も草木も生き返らせる。
 東欧はエルトリアの皇都エマリアである。河に面した高台に位置する城塞都市。その中心にある皇宮の壁は、長い年月風雨に耐えてきたことを物語るかのように灰色に染まってはいるが、バロック様式の石造りが、幅は二○○メートルほどであろうか。東西にそびえる尖塔は広く外国にも知られている。
 大きく伸びをすると、たぐりよせたシーツを寝間着の上に羽織って、青年は窓辺に歩み寄った。
 外側の城壁の向こう、山々の稜線から白々しい光が夜の帳を拭いさっていく。その白と赤と蒼の混在した世界に小鳥たちが羽ばたいていった。
 城下の家庭から数本の煙があがっている。朝餉の支度であろうか。しばらくすれば、下町は喧噪に包まれる。一日の始まりだ。
 青年は眼を細ると、寝台にもどってサイドテーブルの水を口に含んだ。
 
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福田さんお疲れ様でした
2008/09/01(Mon)
総理辞任だそうで。前の安部さんに続き突然ですね。
その安部さんとは健康面で違う!と言いきっていてたので、
★はっしーのようにバテてVirus性胃腸炎ではなさそうですねw

そーそーなんとか復調してきました。はげましのメール。コメント。ありがとうございましたm(_ _)m

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