ポリフェノール:フラボノイドの抗動脈硬化作用 |
2008/01/24(Thu)
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●ポリフェノールとは
同一分子内に複数のフェノール性水酸基をもつ植物成分の総称で、ほとんどの植物に含有され、その数は5,000種以上に及びます。 成分は光合成によってできた植物の色素や苦みで、抗酸化作用を有する水溶性(一部は脂溶性)の物質です。 ●フラボノイドの抗動脈硬化作用 ある研究で飽和脂肪酸の摂取と冠動脈疾患(CAD)による死亡率が、フランスのある地方だけは低く、この低死亡率はワイン摂取量の多さによるものと証明されました。 ワインには高脂肪摂取によるCADの発症を抑制する因子が含まれていると考えられ、特に赤ワインにはカテキン、アントシアニンなどのフラボノイドが含まれており、抗動脈硬化効果が示唆されました。 ●ワイン 赤ワインから抽出したポリフェノールは、Cu2+によるLDLの酸化を抑制。 その抗酸化能はαトコフェロールより強く、ワインの抗酸化性は総フェノール化合物と相関性を示しています。 白ワインより多くのポリフェノールを含む赤ワインのほうが抗酸化能が強いと報告されています。 フラボノイドの抗酸化能についても、30歳代男性へ2週間毎日赤ワインを飲ませた試験結果から、ワイン中のポリフェノールがLDLに分布し、抗酸化性を発揮している可能性が示唆されています。 ←人気blogランキングへの投票お願いしますm(_ _)mぺこ ←FC2 Rankingへの投票もできればお願いしますm(_ _)mぺこ スポンサーサイト
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